これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình初課題提出

 chương trình đào tạo định hướng ứng dụng(Coursework)とchương trình đào tạo nghiên cứu(Research)のいずれでも必修科目となるNguyên lý ngôn ngữ lập trìnhの初回課題提出期限が今週末に迫った。
なお、同科目は珍しく4単位であり、回数も毎週水・土の10週、20回となっている。授業料は不明だが、3単位科目よりは高いかもしれない。いずれにしても金の問題よりも20回通うという肉体的負担の方が大きいのでできれば再履修は避けたい。
と思っていたらクラスの中に妙にやる気のある角刈りの奴がいて、授業の3週延長を申し出た。つまり6回追加になるわけだ。出席表が回ってきたのでサインしたら、なんとそれが授業延長の署名であった。かくしてその角刈りはクラス全員の署名を先生に渡し、その後ポータルサイトでも全授業回数が週2回の13週、合計26回となっているのが確認できた。ちなみに先生が若い女だから延長を希望したとかではない。40代ぐらいの男の先生である。授業も最新設備を利用した実習とかではなく、何もない教室での座学である。角刈りがなぜ延長を希望したのかはよく分からない。

さて、課題の提出は特設サイト
www.cse.hcmut.edu.vn/onlinejudge
において行われる。ここから以下の3ファイルを送信する。
MC.g4
LexerSuite.scala
ParserSuite.scala
当然、何も提出しないと0点となる。実は課題は今回の課題Aと次回の課題Bの2回あるが、単なる両者の合計点ではない。数式にすると
課題点数 = 2 * A * B / ( A + B )
となり、どちらかが0点だと自動的に課題全体が0点という理解に苦しむルールになっている。
なお、同科目全体の成績のつけ方は以下の通り。
Tutorial/Lab/Online(授業中の小テスト): 10%
Assignment(課題): 30%
Midterm(中間試験): 20%
Final(期末試験): 40%
科目の成績が50%以上なら単位取得となる。なお、MidtermやFinalはノートや自分で印刷してきた紙を見ながら問題を解くことが認められていが、PCの使用ができる科目は全体の3割ぐらい。ただし、たとえPCが使えても、そもそも試験問題は何パターンもあるので他の奴に答えを聞いても有利になることはないだろう。また、授業中の小テストも出題順序が人によって違う上に前の問題には戻れない仕様となっているので隣の席の奴のPCを覗き見るというカンニング防止になっている。