これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình 驚異の再履修率!

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình (必修、4単位、授業料約2万円)の受講者名簿を見た。
全登録者は49名。ただ、授業が始まってからまだ1回も来ていない1名を除外し、実質48名ということになる。
この48名中、以前この授業を受けたことのある人数は20名。つまり、20 / 48 = 0.42 だから、42%が再履修者だ。
驚くべきことに、うち1名はこの授業が3回目となる再々履修者であった。
他の科目の再履修率がどれほどかまだ名簿を精査していないから比較できないが、異常ともいえる数値だ。
しかも再履修者も含め、少なくとも44名以上は毎回出席している。皆勤賞だ。
必修科目なんだから出席していれば単位認定すればいいように思えるが、大学としても単価が高い4単位科目を落とすことで安定した収益源としているのだろうか。
同科目を初めて受講する学生は28名。
学生数や単位習得の難易度が以前と同程度と仮定するならが、この28名中たったの8名が単位習得、残る20名は次回以降のセメスターで再履修ということになる。

実は2月末の初回授業の日、前期であの悪名高い科目を一緒に戦った戦友ともべきクラスメイトと隣同士で座った。
彼はもともと能力の高い人であったが、本科目においてもscalaIDEの使い方を熟知しており、自分の能力の低さにコンプレックスを感じていた。
だがその彼も再履修であることがわかった。
しかし、これは決して彼の能力が低いわけではない。
むしろ、彼ほどの能力があっても再履修を余儀なくされる恐るべき科目ということになる。