これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Lập trình nâng caoを終えて

【客観情報】
科目名: Lập trình nâng cao
単位数: 3
必修区分:研究コースの場合選択科目だが、座学コースの場合必修
授業料: 2,280,000
Học kỳ: 1/2017-2018
時間帯: 毎週日曜日
授業期間: 2017/09/10/~2018/01/07
出席:取らない(ただし後述のプレゼンあり)
プレゼン:グループ1回(個人でもOK)
レポート:1回
試験:期末試験(PC使用不可、ただしノートや印刷した紙等の閲覧は可能)

【感想】
解説中心で授業らしい授業であった。
学生のノートPCの持ち込みが前提となっており、特定のソフトの操作やソースコードの入力、実行を行う。
レポートは本来グループであるが、同じグループのメンバーが逃亡した(授業に来なくなった)ため結局一人で行うこととなった。
グループで行う場合は3~6名一組だが、発表は誰か一人でよい。この場合発表者以外は名前だけ載せて何もせず平常点ゲットということもあり得る。
実は俺はこれを狙って6名のグループに属していたが、妙にやる気のあるやつが3名ずつの分割を提案、俺の属した3名でどうするか相談しているうちに他の2名が登校拒否となり俺一人だけとなってしまった。
仕方がないのでruby and railsチュートリアルにあるコードを転用して急ごしらえでそれらしいシステムを構築したところ、なんとそれが高評価であった。
学生間の360度評価だったらどうなっていたかわからないが、このプレゼンは先生の評価だけで決まるのでそれに助けられた形となった。
実はプレゼンにはローカルルールがあり、動画を利用すると低評価。パワーポイントは動画埋め込みが弱いのでもともと動画を使う予定はなかったが万が一使っていたら取り返しのつかないことになっていた。
また、これは当たり前と言えば当たり前だが、何を思ったかプレゼン中にエロ画像を写した奴がいて、教室内に失笑が漏れたが、ここで先生が大激怒。もちろん、エロ画像を写した奴にだよ。失笑した奴らにじゃないよ。
彼がなぜわざわざプレゼンの場でエロ画像を写したのかは本人のみ知るところだと思うが、この時の先生の怒り様が半端ではなったため、おそらく相当な減点であっただろう。先述の動画を利用したグループも叱責というか注意程度であり、怒ったわけではなかった。なお、この動画を使ったグループの発表者が次セメスターで必修科目の延長署名を集めた角刈り君である。
実は俺もプレゼンで萌え画像というかロリ画像を使ったのだが、そもそもベトナムロリコンという概念がなく単なる子供の画像と解釈されたこと、そしてこれが怒られた彼との最大の違いだが服を着ていたことが幸いした。

期末試験はプログラミング言語の問題なのにまさかのPC使用不可でできは悪く、しかも、試験後のレポートも他の学生はCuda Cのコードを書いてくることだったがなぜか俺にだけPythonを指定され、やむなくその通りにしたが提出後の返答はなくしばらく不安になっていたが、数か月後に成績発表があり、なんと10点満点中8点。
散々だったHọc kỳ 1/2017-2018で唯一単位取得ができた科目であった。まさに、捨てる神あれば拾う神あり。