これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

いよいよ害虫殲滅に乗り出す

いつもながら悪名高いとか時間の無駄とか極めて不名誉な枕詞のつくNguyên lý ngôn ngữ lập trìnhであるが、授業が終わり疲れながら帰っていると、ふと後ろから声がする。こちらを呼んでいるようだ。
振り返ると同じクラスのトルコ人学生であった。彼もまたこの授業に苦しめられているようだ。
彼から、「この授業をどう思う?」と聞かれた。「単位取得を含めいろんな意味で難しいクラスだ」と答えた。
すると彼から思いがけない提案が。「Vice Deanに手紙を書いて、現状を相談しよう」
Vice Deanに相談したぐらいで現状が変わるのかは分からないが、彼は俺より1年先に入学している。
この学校は随時入学できるうえに初授業のタイミングもまちまちなので学年という概念はないが、学生番号の上での入学年度では俺の1年前であり、学内の仕組みにも俺よりは詳しいはずだ。
なので、ひとまずはこれに賭けてみることにした。
そもそも俺はVice Deanの顔も名前を知らないが、少なくとも彼は名前だけでも知っている。
その後彼からVice Deanと俺宛にemailが来たが、実は彼はVice Deanにあったことがないことが分かった。
また、他の学生であれば入学時に説明会のようなものがあったようだが、外国人の学生である我々にはなかったということも書かれていた。
そういえばアメリカ大学院留学ブログなどを見ると、困ったことがあればVice Deanに相談というのは常套手段のようだ。
昨日害虫駆除のブログを書いたばかりだというのに、その日のうちに思いがけない所から救世主が現れるとはありがたいことである。
このトルコ人級友とVice Deanの力が最強の殺虫剤となりえる。