これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Nhận dạng mẫu và học máyの総括

【概要】
科目名:Nhận dạng mẫu và học máy
授業日:2018年9月8日~2018年12月22日(ただし別日程で実演会あり、後述。)
試験日:2019/01/16
授業料:2,280,000đồng(10,750円)
点数:6.2(10点満点)

【成績のつけ方】
中間試験:35%
期末試験:40%
ミニプロジェクト(レポート及び実演会):25%
毎回出席を取っていたが、出席点はない。
逆に、どんなに試験の点数がよくても出席が少ないと単位認定されない恐れもあり、仕方なく出席していた。

【ミニプロジェクトとは?】
このミニプロジェクトとやらの指示が分かりにくく、こちらから質問しないと要領を得ない。
中間試験後に配られた課題一覧の中から一つを選び、MATLAB等でプログラムを作ってくるということだが、締め切りや提出方法が分かったのが実演会の2日前である。
Wordでレポートを準備して印刷したものを提出、かつ同時に自分で持参したノートPCでMATLABを起動し、作成したプログラムを先生の前で実行するというもの。
いわゆるプレゼンテーションと違い、教室で全員の前に立って行うものではなく、廊下の椅子に先生と横に並んで腰かけてプログラムを実行する。
なので大勢の前に立たなくていいという違いはあるが、いずれにしても学生間の評価はなく、評価者は先生1名だけなので、実際は同じことである。
なお、MATLABの使い方は授業では一切取り上げられない。完全なる独学になる。

【感想】
毎回の授業には意味がなく、適宜クラスリーダーの角刈り君から配られる章末問題的なものを自宅などでやっておくことが大切。
そのうちに昨年度の過去問題も配られるが、一字一句全く同じ問題も出題されるため、これを解答作りをあらかじめ自宅でやってこれるかどうかが単位取得のカギとなる。
もちろん、全部の問題が同じではないが、大体半分ぐらいは全く同じ問題だったように記憶している。
初見の問題が流石に全部0点ということはないので、結果として6割は取れたのではないか。
仮に初見の問題が全部0点でもミニプロジェクトを提出、実演していればギリギリ5.0点が取れると思われる。
そういった意味では負担が少なく単位の取りやすい、コストパフォーマンスの高い科目といえる。