これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Phương pháp nghiên cứu khoa học nâng caoの総括

【概要】
科目名:Phương pháp nghiên cứu khoa học nâng cao
授業日:2018年10月6日~2018年11月10日
試験日:2019年1月17日(実際には小論文を印刷した紙を提出に行くだけ、後述。)
授業料:1,860,000 đồng(8,870円)
点数:9.5(10点満点)

【成績のつけ方】
授業中の即興作文(全2回)及びレポート(全3回):40%
小論文:60%

授業中の即興作文(全2回)がどのぐらいの配点かはわからないが、それ以外は授業に1回も出席しなくても対応可能。
さらに、レポート締め切りが授業中にのみ告知されるが、それ知ってしまえばあとは教室を出ても全く問題はない。

【感想】
今までのえげつない科目に比べあまりに簡単で、単位をあげにきているとしか思えないほどだ。
本科目は研究コースの場合に必須科目なのでこれはとてもありがたい。
しかも、成績はあまりよくないだろうと思っていたらまさかの9.5点(10点満点)。
レポート(全3回)にしろ小論文にしろ、ほぼインターネットから日本語の情報を取り出し、それを英語に翻訳した(もちろんグーグル翻訳)ものを張り付けるだけの誰にでもできる簡単な軽作業であり、これで単位取得はおいしい。
気をつけるべき点は試験日である。
もともと試験はやらないとの触れ込みであったが、試験日程が告知される時点で変だなと思い、学級委員に相談した。
かれは、「これは何かの間違いだ」と言ったので行く必要はないと思っていたが、後になってよくよく調べると、すでにネットで提出した小論文を印刷し、その紙切れを持参して試験日に試験教室で提出するというものであった。
ネット提出はいったい何だったのだろうか。
いずれにしても結果として9.5点(10点満点)が取れたので労力としては微々たるものであった。
授業自体も楽であった。
授業は朝7時から11時過ぎまで行われたが、途中に休憩が2回取られ、休憩時間を差し引けば1日の授業時間はせいぜい2時間から3時間ほど。
しかも集中していなければならないのは授業中の即興作文(全2回)と、レポート(全3回)の締め切りの告知をしている時間だけ。
あとは極論教室にいてもいなくても変わらない。
今期全体の総括は後程行うが、いずれも単位をあげにきている科目ばかりであり、非常に満足度の高い結果となた。