これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

専門必修攻略 Cấu trúc dữ liệu và giải thuật

本当は4単位なのになぜか2019年度においては3単位となり、さらに授業もたったの10回という、実質2単位科目と同じ労力で一気に4単位とれてしまうというコストパフォーマンスに優れた科目がこれだ。
2018年度の教授死亡による不開講、2017年度の大学院事務局の不手際による受講負荷があったときにはどうしようかと思ったが、残り物には福があるというか待てば海路の日和ありというべき科目といえる。

さて評価ポイントは
• Thực hành (15%):
• Bài tập (10%):
• Bải tập lớn (25%):
• Thi cuối kỳ (50%)
である。
当然Thực hànhとBài tậpとBải tập lớnはどう違うんですがという質問になるが、日本語に直訳すればいずれも実習とかいう意味になり、分かることは期末試験が50%の配点を占め、残りが50%ということぐらいであろう。
おそらくはThực hành (15%)が授業中に行われる作業、Bài tập (10%)が毎回の宿題、Bải tập lớn (25%)が期末までに提出するレポートのようなものと思われる。

また、教科書として
“Data Structures: a Pseudocode Approach with C++”, R.F.Gilberg and B.A. Forouzan, Thomson Learning Inc., 2001.
が挙げられている。
同書はPDFダウンロードはできなかったが、インターネット上の無料図書館のようなものにログインしている間だけ読めるようだ。ただし自分のPCにダウンロードはできなかった。
ストリーミング方式のyoutubeも裏技を使えばダウンロードはできるので、何らかの方法でローカルに落とすことはできるのかもしれない。

なお受講生数は17名と少なくもなく多くもなく中途半端な数だ。
アクティブユーザ数というか毎回真面目に出席する人数は13名ぐらいだろうか。
授業もたったの10回だし、Thực hành (15%)が授業中に行われる作業、Bài tập (10%)が毎回の宿題であれば1回も休まない方がいいのかな。