これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Mạng máy tính宿題に見るグループ作業

Mạng máy tínhには宿題(課題)が2つ課され、それぞれが15%、合計30%の配点を占めている。
それぞれの宿題は3名のグループで行うこととなっている。
メンバーは先生が決めるのではなく、学生間で決めるのだが、なんとなく席の近い者同士が3名で組んでグループとなり、残ったのは自分の他、いつも遅刻の1名であった。
3名には満たないもののこの2名でグループを組むことになるが、「グループではなく、自分一人で宿題をやりたい」と先生に申し出た。
グループではなく一人でやりたかった理由はこの2点である。
1. メンバー同士の意思疎通に手間と時間がかかることがデメリットになる。さらに、言葉の壁の問題もある。
2. 自分以外のメンバーの能力が低い場合、メリットがない。

しかし、先生からの「できれば3名のグループでやった方がいい」との言葉に従いグループとなった。
ひとまずその場にいた遅刻君と話すと、同科目をずっと欠席している学生がいるらしく、まだ見ぬ欠席君を含め3名となった。
さて、話を聞いてみると、遅刻君はJavaの経験がないという。それは自分も同じだが、どうやら遅刻君は新しいものにチャレンジするという意思が感じられなかった。
翌日別科目で欠席君とも顔合わせをするも、彼も能力とやる気がない。
もともと自分一人でやるつもりではあったが、こうなると名義の為だけにこの2名がいるようなものだ。
一応メリットとしてはこの2名を通じて先生との連絡はしやすい。
ひとまずはJavaコードの大部分を自分で作り、ちょっとした機能追加を遅刻君が、レポートを欠席君がやることになった。
しかし、提出日の前日になっても両名からは何の連絡もなく、提出当日になり遅刻君から、「Javaのコードはどうやって動かすのか」という質問が来た。
また、欠席君が本当にレポートを作成したか心配になり何度か催促したが、翌日になってやっと送られてきたものは不十分であった。
ひとまずこちらで手を加え、提出をしてもらうことになった。

一応こちらの宿題については来週の授業中にデモをすることになっている。
遅刻君のノートPCは持ち運びには不向きな重さであることと、欠席君はそもそもJavaコンパイルや実行方法自体を知らなさそうなため、自分がノートPCを持参することとなった。
ただ、異なる2台以上のPCで動かせるようにソースコードを変更したため、両名にはノートPCを持参するように連絡した。
しかしながら、彼らのあだ名から分かるように、この両名が授業にまともに来る保証はどこにも ないけど (そりゃそうじゃ!) 。
したがって自分のノートPCを2台持参するか、小型のデスクトップPCを持参することを念頭に置き、プログラムを準備している。

さて、この学校(の大学院修士課程)におけるグループ作業が強制される割合はどのぐらいか?科目別に見てみよう。
1. 必修科目
A類
Triết học 5名前後でグループプレゼンテーションが1回、同じくグループで話し合ってその場でのレポート提出が数回あった。
グループは自主的に作らなければならない。自分の時は学級委員長と隣の席だったので混ぜてもらった。
しかし、このグループプレゼンテーションとグループレポート、さらに出席を総合してたったの10%という低割合である。
プレゼンテーションだけなら3%ぐらいか。グループレポートも1回あたり2%といったところであろう。

Phương pháp nghiên cứu khoa học nâng cao
グループ作業一切なし。すべて個人プレー

B類
Nguyên lý ngôn ngữ lập trình
教員が割り当てた2名で1組となり毎回の授業中に作業。この作業と小テストを合わせてたったの10%という低割合である。
とはいえ、お互いに顔を見合わせて、「全然わからない」と言っているうちに授業が終わる。
なお、2年前は席が隣もしくは近い同士で自主的に2名一組となる必要があった。

Phân tích thiết kế giải thuật
グループ作業一切なし。すべて個人プレー

Cấu trúc dữ liệu và giải thuật
グループ作業一切なし。すべて個人プレー

Mạng máy tính
本項にて記述したとおり。配点は全部で30%

選択科目
Hệ cơ sở dữ liệu nâng cao
Kiến trúc máy tính nâng cao
Lập trình nâng cao
この3科目は選択なのだが、大学院事務局の不手際により強制的に登録させられてしまった。
授業料はともかく、貴重な時間が無駄になった。
これは通学と授業の時間というのもあるが、同時期に開講されたB類が1個も受講できなかったことは2年後も尾を引いている。
なお、この3科目はすべてグループ作業があり、かつメンバーは自主的に見つけなければならないうえ、プレゼンテーションが近づくにつれて人数が減り、結局自分一人になったこともあった。
Mạng máy tínhにおいて自分一人でやった方がいいと思ったのはこの経験からである。

Xử lý ngôn ngữ tự nhiên
Nhận dạng mẫu và học máy
この2科目は純粋に自分の意思で選択した、本当の意味の選択科目である。
なお、いづれもグループ作業一切なし。すべて個人プレーの科目である。