これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Hệ thống nhúng 1回目

開講すると思わせておいて直前に消滅し、結果として3年に1回しか開講しない幻の科目Hệ thống nhúngが今期「は」消滅せず、初回授業の日を迎えた。
同科目は選択科目3科目9単位の選択肢のうちの1つであり、開講するかどうかも怪しかったためすでに他の科目で3科目9単位を取得済みだ。
なので単位のことだけを考えれば同科目の受講は不要だ。
だが、もう20年近く前から組み込みシステムを学びたかった。
思えば20代後半の時だろうか、それとも30代前半の時だったか、職業訓練の制御システム科みたいなのの募集があり、応募したかったが、親の圧力もあり再就職を余儀なくされた。
今は40代前半だ。
あいにくと日本の職業訓練ではないが、くしくも10年の時を経てベトナムの大学院修士課程修で組み込みシステムを学べるとは。
この10年、20年で組み込みシステムも大きく変わっただろう。
同科目ではmicro:bitという小型の装置を使う。
PC上の無料シミュレータでも一応学べるが、実機があった方がいいと思い、値段も安かったので買ってみた。

そして、いよいよ初回授業の日を迎えた。2020年5月15日だ。
名簿上は7名の学生がいるが、実際に来たのは3名。
しかも自分以外の2名はPCを持参していなかったので座学だけで、次回micro:bit実習の時間を設けるという。
その代わりと言っては何だが、自分のために英語での解説も設けられ、当たりの授業であった。