これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Khóa học tiếng Việt中級クラスが実は開講していた?

今回から新カテゴリのKhóa học tiếng Việtだが、ご存知の通りこれは本学の話題ではない。一応Đại học Quốc gia TP.HCMに属しているけどね。
ひとまずそもそもなぜこの話題なのか、なぜ入ったのか、どんな内容なのかを書くべきではあるが、それはおいおい。
数年前、最初から中級コースを申し込もうとして断固拒否にあい、それ以来トラウマになっていた。
それは数年たった今でも変わらない。
今はまだベトナム語の能力を証明するものがないので、とりあえず次回のthi Chứng chỉ tiếng ViệtでB2かC1を取り、その証明書をもって受付にねじこみたい。
そんな折、「○○ちゃんが中級クラスの初回入ったってよ」という情報が駆け回り、その日はその話題で持ちきりだったが、自分はその人のことを知らない。同じ学校だけど顔だけ見たことあるぐらい。

しかし、授業日程表を何度も確認したが、中級の開講はなかった。
念のためその後も確認したが、やはり初級のみの開講となっていた。
日程表には載らない口コミレベルということか?
しかし、授業申込時に受付に聞かなかったことが悔やまれる。
もっとも、聞いたとして門前払いの可能性もあった。
なにより、中級は授業料が高いが、別に講師のベトナム語力に差があるわけでもなし。
しかも授業が始まる前に個別に質問してしまえば、中級だろうが上級だろうが関係ない。
そう思って自分の中で納得して初級2セメスターを申し込んだつもりであったが、やはり中級クラス開講の知らせには心中穏やかで入られない。

このような時に自分を納得させる手段を心理学的には合理化というらしいが、もっともらしい理由は上記の授業料と個別質問だろう。
さらに、クラス内の人間関係もある。
現在のクラスはエスカレーター式であるが、もともとの人間関係も悪くなく、持ち上がって新しいメンバーが加わってもその和やかさが継続され、人間関係は良いともいえる。
もし中級に入ったとして、そこの人間関係が悪かったら?
これは実際に入ってみないとわからないし、そもそも人間関係ってAさんにとっては居心地がよくてもBさんにとっては居心地が悪い、あるいはその逆というのが往々にしてあるので、自分にとってどうかはそれこそわからない。

いずれにしろ、自分は中級クラスに入りたかったという自分の正直な気持ちにはふたをしないでいたい。
それでいて、過去のトラウマ解消のためにも、まずはhi Chứng chỉ tiếng ViệtでB2かC1を取るようにしたい。
これで、学校側は中級クラスどころか上級クラスすら拒む理由はなくなる。
準備が整ったら、後は学校側に、「中級か上級クラスが開始する時期を教えてほしい、あるいは開始時に電話連絡が欲しい」と伝えればよいのではないだろうか。
なんだか機会損失のようで時間と労力が無駄になった、無駄になる悔しさもあるが、まずは日程表が完璧ではないということが分かったことは今後の大きな武器となろう。
ある意味、開講していない授業に参加するというのも念能力のなせる業かもしれない。