これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

科目登録について

日本の大学でも同様、科目登録あるいは履修登録というものが存在する。
ただし、入学直後は学校側から強制的に必修科目の一部を登録させられてしまう。
これが非常に曲者で、自分のコースに関係ない物を強制的に登録させられ、結果として課金させられる。
これに関しては事前に防ぐ手立てはないので、強制的に登録させされた時点で自分のコースに必要な科目か確認するしかない。
関係ない科目が登録及び課金されていたら即座に学校側に連絡、その科目を取り消させる。
さて、入学して半年~1年ぐらいで強制登録はなくなる。
もっとも、事前にこのブログを読んでいた状態で入学すれば最初から無駄を排除することも可能だが。

さて、実際の科目登録だが、これはポータルサイト上で行うので学校に行く必要はない。
受けるべき科目の曜日と時間帯がかぶらなければいくらでも登録できる。
ただし、日本の大学と違い、1科目いくらで課金されるので注意。

日本の大学であればとりあえず100単位ぐらい登録し、数打てば当たる方式で半分の50単位は取得、それを3年繰り返せば卒業に必要な単位をほぼ修得でき、4年生で就職活動や研究に集中できるわけだが。中には勉強熱心な先輩がいて、4年間で300単位以上を取得したらしい。ということは登録したのはそれ以上ということになる。
もっとも文系の学部だと履修制限なるものが存在し、年間40単位までした登録できないとか正気の沙汰じゃない。
ところが、最近は理系学部含めCAP制限なるものが多くの大学であるようだ。なんか難しい横文字を使っているが要は履修制限。
上限がどれぐらいかは学校や学部によるだろうが、豪快に100単位以上登録ができないのは痛手であろう。先述の先輩のように300単位以上取得するようなやる気のある学生の芽が摘まれてしまうことにもなる。
日本の大学でも変な履修制限などはせず、科目ごと課金にすれば真剣に科目を選択するだろうし、何より授業がほとんどない4年生の学費を大幅に減らせるはずだ。放送大学が科目ごと課金を先駆けて実施しているようだが。
日本では大学全入時代などと呼ばれ、入学がやさしくなった分、入学後の勉強がハードになっているのだろうか。