これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Xử lý ngôn ngữ tự nhiên2度目の開講!

2019年2月16日、Học kỳ 2/2018-2019が始まり、Xử lý ngôn ngữ tự nhiênも開講した。
同科目は今期の唯一の科目かつ2度目の開講となる。
同科目ちょうど1年前に受講したが、成績評価の仕組みをうまく把握できず惜しくも10点満点中3.8点となり、5点未満のため単位取得に至らなかった。
同科目は選択科目であるため他の科目を取ることも制度上可能であるが、やはり現実を見据え、単位取得ができる科目を登録することにした。
例えば配偶者と子供を養っている人がいるとして、所得はだいぶ下がるがどうしてもやりたい仕事があるので今の仕事を辞めるという人がいたらどうだろうか。
まだ独身とかならその選択もなくはないが、やはり面白そうという理由で他の科目を選択して失敗するリスクよりも前回と同じでつまらない授業であっても確実性の高い方を選ぶのがよさそうだ。
もっとも、1年前は授業の内容をこれっぽっちも理解できなかったので、まったく新しい科目を選択するのと変わらない。
しかも今度は強くてニューゲーム状態。これは単位取得どころか10点満点中9点以上も狙えるかも。
なにせ中間試験と期末試験の問題と解答はすでに手中にあり、かつ毎回の宿題の解答も半分はある。さらに昨年の優等生に連絡を取り、写真を取り損ねたか誤って写真を消してしまった宿題の解答ももらった。
残念ながら3章と12章だけ解答の収集に至らなかったが、成績評価によると宿題の合計点は30点となっているが、23点満点である。
さらに授業中に板書をすれば1回につき1点が加算されるので、板書のチャンス9回すべてで点が取れれば、解答そのものの正解は14点で済む。これは宿題1回あたり1.5点をとれれば全10回で15点となり、9回の板書で15+9=24点となる。
なので正解を持ち合わせていなくてもとりあえずそれらしい作品を作り、とりあえず板書すれば宿題点は稼げる。
なお、この宿題点は全体の15%となっている。
こうなると、授業に遅刻しないとか前の方に座るとかノートを取るとかは全く意味をなさず、いかに点を取るかが大変重要である。
もちろん遅刻や欠席では宿題の板書ができないので、授業開始時に教室にいるに越したことはないが。
とにかく、まじめにやることよりも要領よくやることの方がはるかに大切である。
このことはHọc kỳ 1/2018-2019で登録した科目の単位100%全部を取得できたことから実に身に染みた。努力よりも要領が大切。
授業の内容を理解するとかじゃなくて、提出物を期日までに出し、かつ試験の問題を事前に把握、解答を準備することが本当の意味での勉強になるとわかった。

さて、成績のことばかり書いたが(授業本体よりそっちの方がずっと大切なので)、授業自体も変化が見られた。
なんと、初回で一気に3章まで進んだ。
1年前は初回には2章までだったはずだ。
授業のスピードが上がったということは、昨年にない内容が試験に出るのではないかと危惧している。