これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Mạng máy tính 期末試験

2019年12月20日、Mạng máy tínhの期末試験が行われた。
この期末試験という表記だが、最終試験とも訳される表記揺れ、翻訳揺れはある。
もともと多くの科目において中間試験があるのでそれで期末試験と表記していたが、人によっては最終試験と呼称することもあるかもしれない。
ベトナム語での正式名称はkiểm tra cuối kì、これを日本語にすれば期末試験。
外国人学生には英語版の問題用紙が配られることがあり、というかMạng máy tính以外は全部の科目で英語版の試験問題が配られたが、そこにはFinal examと書いてあったのでそれを日本語にすれば最終試験。

とにかくその期末試験だが、かねてから公開されていた昨年度の問題60問を全部暗記して臨んだ。
そのためのツールとしてpythonSQLiteで試験問題をPCで回答するシステムを作っていたわけだ。
試験は18:15からで、いつもとは違う教室だった。
エレベータの時点でいつもの試験監督、おそらく博士課程の学生だろう、2年前からのおなじみの人だ。
教室に入るとすでに数名の学生がいた。
やがて欠席君も来た。
まずはメモ用の白紙が配られ、その後問題用紙兼解答用紙が配られた。
昨年度同様全部で60問、A~Dまでの4択形式、正解と思われる選択肢を直接〇で囲む方式だ。
例によって例のごとく試験開始の合図はないので、配られた人から始める。
そうしているうちに遅刻君も入室、宿題提出を含め履修意思のある6名が全員来たことになる。一応名簿上は7名だったが。
先生はおらず博士課程の学生っぽい試験監督だけであったが、PCはもちろん紙の資料の使用も不可。一応電卓は使える。自分だけ外国人特権でベトナム語の辞書の使用も認められたが、ベトナム語の語彙がネックになる問題はなく、結局試験時間中1回も開くことはなかった。
問題そのものは半分ぐらいが昨年度と同じ。ただ、一部選択肢の順番が違っているところはあった。
それでも25問ぐらいは選択肢の順番を含めて昨年度と同じだ。
計算問題は解答を暗記しただけで一般的な勉強のようなものは一切していなかったが、幸か不幸か計算問題は昨年度とは全く違っていた。
そこで持ち込んだ電卓が役に立った。
何度も見直しをしたが、それでも18:45には終わって試験監督に問題用紙兼解答用紙を提出した。たったの30分で終わったことになる。
退室時、2019年度リーダーと目が合い軽く手を振る。自分が退室1番乗りだ。
試験時間の90分めいいっぱい使うと思って事前に夕食を済ませておいたが、こんなに早く終わるなら試験後でもよかったかも。
とはいえ早く入室してもただ待つだけだし、この日は夕飯を食べてから学校に行ったところちょうど試験監督ど同時に入室というジャストのタイミングであった。

その後、自宅についても19:15ぐらいであった。
普段の授業もこのぐらいの軽負担であれば体調にも悪影響はなかったであろう。
ひとまず、この問題であれば過半数は正解できていたと思われ、単位取得となる可能性は高いとみていいだろう。