これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình 期末試験延期

2020年1月末、ベトナム独自歴(中国起源で、朝鮮やタイにもあるが)のテト休暇に入るか入らないかぐらいからコロナウイルスが話題となった。
これはベトナムに限らず日本を含めアジア全域、さらにはその他地域でもあるようだ。
ベトナムでは保育園、幼稚園が1カ月近く休校(休園?)、さらには小学校から大学までも休校だ。
Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhにおいても例外ではなく、2月10日から始まるはずであったHọc kỳ 2/2019-2020の授業も始まらない。もっともこれは卒業に関係ない単位の授業だから特に問題ではない。
問題は、もともと2月10日に予定されていたNguyên lý ngôn ngữ lập trìnhの期末試験が実施されていないことだ。
2月上旬ぐらいからベトナム全部の小学校が休校になるニュースは聞いていたが、大学は不明であり、実際にNguyên lý ngôn ngữ lập trìnhの試験が延期になると連絡があったのは2月10日当日であった。
これ、遠方から飛行機で通ってる学生は現地しているか、最低でも飛行機のチケットは買っているはずだ。当日の発表は遅すぎる。
自分の場合は自宅から通える範囲ではあるが、それでもこの日のために予定を空けておいたのだ。
厳密にはこの週にはいろいろなイベントがあったが、卒業に関係ない単位の授業とはいえ新しい授業の初回だし、イベントには参加申込せず授業を優先していたのだ。
それが、2月10日当日になり、初回授業も試験もないとの連絡が入った。
イベントの参加締め切りはその前の週で終わっていたので大学側の対応が後手後手すぎることで学生が迷惑を被った格好だ。

さて、肝心の試験だが、1週間後の2月17日に延期との連絡であった。
が、2月14日になり、ベトナム全土の学校は大学を含めすべて休校とのニュースが流れた。
が、大学の方からは何も連絡はなかった。
2月17日の朝になり、同じクラスで連絡先を交換した級友のうち、一番信頼できる人にこの日の試験があるかを聞いた。
ありがたいことにすぐ返事が来て、「今日の試験はない」とのことであった。
その後、昼ぐらいになって、大学から正式な連絡がきた。
試験は3月2日に延期するとの内容だった。
1度ならず2度までも。飛行機の距離の学生は大学の後手後手対応に振り回されたことになる。

と、ここで現実的な予想。
3月2日の試験も結局は実施できず、これ以上延ばせないというので期末試験はなし、それ以外の内容で成績をつけるという方法だ。
いっそのこと期末試験は全員が満点を取ったという採点方法でもいい。
この場合期末試験は40%だから、全員が持ち点40%でスタート、あとどこかで10%を取れば同科目を合格となる。
いままで同科目には散々辛酸を舐めさせられてきたので、これぐらいでちょうどいい。

なお、Học kỳ 2/2019-2020の授業も3月2日の週から始まるようで、予定では第4週となっていた。