これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

平成31年度の怪!

ふと配偶者の年金記録を見ていたら、平成31年度2月でストップしている!
日本にすんでいない外国人は年金加入対象外になったのか、と愕然とする。
しかし、自分の年金記録を見ても同様に平成31年度2月までしかない。
さすがにこれは変だ。
ここでよく考えてみると、そもそも平成31年って何だ?途中から令和になった年じゃないか。
するとこの平成31年度なんてのははじめから存在せず、令和元年のことか?
時系列で書くと、2018年4月~2019年3月=平成30年4月~平成31年3月=2018年度=平成30年度である。
単純にそこに1年をプラスするだけなのだが、ここで注意すべきは、平成31年4月は存在するが、翌5月から令和元年になっているということだ。
つまり、2019年4月~2020年3月=平成31年4月~平成32年3月ではなく、令和元年4月~令和2年3月と解釈される。
結局は令和元年度と言えば余計な誤解はなかったわけだ。
なぜそんな頭の悪いことが?と誰もが思う。
実は、令和元年度=平成31年度だが、最初の1カ月だけが平成で、後の大部分を占める11カ月が令和。
さらに、国の年度は翌年3月までだから、令和になって1年3カ月になるのに未だ平成ということだ。
2019年5月1日をもって平成ではなくなったと誰もが思っていたが、実は2020年3月31日まで「平成」なのである。

さて、昭和64年度=平成元年度の時はどうだったろうか。
平成元年の開始は1月8日だから、その後は全部平成。
つまり4月から始まるものは平成元年度扱いになる。
なので平成元年度入学式とか、平成元年度入学生で良かったわけだ。
返す返すも、令和元年を4月1日開始にしていれば余計な苦労はなかったのに、ここにきてさらに改元の汚点となった。
昭和63年度卒業生、はまだわかる。
しかし、平成31年度入学生には苦笑するしかない。
はじめから西暦で表示していれば何の苦労もないのに、国の偉いさんは頭が悪いのだろうか。
さらに、年度などと分かりにくいことをせず、はじめから2020年1月、2月、…とすれば誰もが理解できる。
ましてグローバル化が声高に叫ばれているが、こんなんじゃ外国人が一人で年金記録を見ても理解できないだろう。
日本人でさえ理解に手間と時間がかかるというのに。
ある意味、サイトが英語表記でJun 2020とかあれば誰でも理解できる。
国は日本人の英語力がどうとか言っているが、ここから英語化すべきだろう。

これを機に、運転免許証には西暦も併記されたらしい。
実際の印字だから手間はかかったと思うが、年金記録はhtmlを数行変えるだけだし、すぐ対応できると思うのだが、この辺がお役所仕事。
最近サイトがリニューアルされたと書いてあるが、むしろ以前より使いにくい。みずらい。
以前漫画村の運営者が捕まってしまった事件があったが、彼のUIは秀逸だ。
あらゆる刑罰を免除する代わりに、年金記録サイトを漫画村なみにPC初心者でも使いやすく作り直す仕事を強制的にでもやってもらったらどうか。
きっと彼にとっては朝飯前、みんなもうれしいし、win-winだ。
そういう司法取引なら大歓迎だ。