これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

Hệ thống nhúng 2回目

2020年5月22日、Hệ thống nhúngの2回目授業が実施された。
時間的にまともな食事をしてからだと遅くなりすぎるので事前にパンを買って置き、食べてから教室に行く予定であったが、出だしが遅れ、教室についた時点で18:10ぐらいだったので途中の休憩にでも食べようとあきらめた。
が、自分は入室二人目であり、18:20頃に4名になりやっと授業が始まった。
これならパンを食べる時間はあったな。
さらに、幸か不幸かこの日は全部が実習となり、そのことはいいのだが、途中の休憩がなく、水汲みも出来ず、結局授業終了後の20:40ぐらいに乾いた口でパンを食べたので舌炎ができてしまった。
この舌炎はボンジェラにより数日で治ったのが救いだ。

Hệ thống nhúng 1回目

開講すると思わせておいて直前に消滅し、結果として3年に1回しか開講しない幻の科目Hệ thống nhúngが今期「は」消滅せず、初回授業の日を迎えた。
同科目は選択科目3科目9単位の選択肢のうちの1つであり、開講するかどうかも怪しかったためすでに他の科目で3科目9単位を取得済みだ。
なので単位のことだけを考えれば同科目の受講は不要だ。
だが、もう20年近く前から組み込みシステムを学びたかった。
思えば20代後半の時だろうか、それとも30代前半の時だったか、職業訓練の制御システム科みたいなのの募集があり、応募したかったが、親の圧力もあり再就職を余儀なくされた。
今は40代前半だ。
あいにくと日本の職業訓練ではないが、くしくも10年の時を経てベトナムの大学院修士課程修で組み込みシステムを学べるとは。
この10年、20年で組み込みシステムも大きく変わっただろう。
同科目ではmicro:bitという小型の装置を使う。
PC上の無料シミュレータでも一応学べるが、実機があった方がいいと思い、値段も安かったので買ってみた。

そして、いよいよ初回授業の日を迎えた。2020年5月15日だ。
名簿上は7名の学生がいるが、実際に来たのは3名。
しかも自分以外の2名はPCを持参していなかったので座学だけで、次回micro:bit実習の時間を設けるという。
その代わりと言っては何だが、自分のために英語での解説も設けられ、当たりの授業であった。

Học kỳ 1/2019-2020 総括

Học kỳ 1/2019-2020の総括。

登録科目
(054011) - Mạng máy tính
(054012) - Nguyên lý ngôn ngữ lập trình
(054013) - Phân tích thiết kế giải thuật
(054017) - Cấu trúc dữ liệu và giải thuật

登録単位:15単位
取得単位:15単位
単位取得率:100%

初年度は9単位もしく10単位登録しても取得はたったの3単位だけであった。
これにより2年目は登録を3単位とか6単位に絞り取得率を100%にすることで自信をつけ、3年目となるHọc kỳ 1/2019-2020でこれまでの2年間に相当する15単位を一気に取得するという無謀とも言える挑戦であった。
結果として驚きの初年度の5倍の取得数だが、本当にきつかった。
週4回、それも夜間の授業だ。平日3日と土曜日だったが、平日の食事のタイミングを取るのも大変、帰ってから寝つけないと次の日起きるのもつらいし、体調も最悪であった。
授業は2019年8月からだったが、2019年11月に今まで蓄積してきた疲労がどっと出て授業を休まざるを得なかった。
2020年1月には一段落したが、2020年2月の試験さえ終われば全部終わりという段になってまさかの3カ月試験延期、2020年5月の試験及び結果発表を持ってHọc kỳ 1/2019-2020は完了ということになる。

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình Học kỳ 成績発表

2020年5月21日、Nguyên lý ngôn ngữ lập trình Học kỳの成績発表が行われた。試験から2週間後にやっと発表だ。
なお、実際は1週間前からすでにHọc kỳ 2/2019-2020の授業が始まったのだが、Học kỳ 1/2019-2020の総括をやって区切りがついてからHọc kỳ 2/2019-2020について書くことにする。
試験そのものだが、丸暗記した流出過去問と同一問題が50%なので最低でもそのぐらいは取れると踏んでいた。
その結果がこれだ。
054012 Nguyên lý ngôn ngữ lập trình Principles of Programming Languages 4 5.5 Bài tập (10%):5.5, Kiểm tra (20%):6, Bài tập lớn/Tiểu luận (30%):5, Thi (40%):5.5
最終試験が5.5点というのも微妙だが、最終的な点数も同じく5.5点。単位取得となった。
また、これでHọc kỳ 1/2019-2020だけで2年分の単位に相当する15単位を一気にとるという史上初の挑戦に成功したことになる。
期の総括についてはまた別途。

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình期末試験やっと実施!

2020年5月11日、Nguyên lý ngôn ngữ lập trình期末試験がやっと実施された。
中国を発生源とするコロナウイルス(正式名称:中国肺炎、武漢肺炎、中国ウイルス、武漢ウイルス、英語名:Wuhan virus、ベトナム語名:virus Vũ Hán)の影響で何度も何度も延期になり、最終的に3カ月延期になっていたものだ。
自宅のカレンダーには今も当初の試験日であった2月10日に〇がつけられている。まあいちいち消さないからそのままで変わらないんだろうけど。
それもやっと終わったということで、Học kỳ 1/2019-2020の学校はすべておわりということになる。もっとも同日からHọc kỳ 2/2019-2020が始まったんだけど。

肝心の試験内容だが、全体の50%が予期不可能な問題、残りは幸い流出過去問と同一だ。数字がちょっと変わったぐらい。
ただ、過去問は公式には配布されず、たまたま身内に学部生がいたので学部の過去問をもらったということになる。
その50%を占める予期不可能な問題がこれだ。
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Ⅰの1、最初のifを記述する問題は当然分かるはずもないので、部分点狙いでvisitLoopの文章をそれらしく一部変えてみた。
配点2点中の1点でも取れれば御の字だ。
次にⅡは6問から5問を選択するのだが、見事に5問が流出過去問と同一なのでそれを選択、5点は固い。
最後にⅢの8はscalaの問題だ。
なお、問題文をそのまま実行するとエラーになるので、下記のように補足する。

object Main extends App{
	def main = {
		var a = 7
		var b = 1
		var c = 4
		def sub2(b: =>Int, c: Int, f: Int => Int) = (f(c) - f(b)) * 2
		def sub1(b: Int) = {
			def sub3(c: Int) = {
				a = a +1
				b * c + a
			}
			a = sub2(a-c, 1, sub3)
		}
		sub1(3)
		print(a)
	}
	main
}

これをpaiza.ioで実行すればよい。
pass by なんとかは全然分からないので、これもとりあえず図を描き部分点狙いだ。
配点が3点と大きいので、なんとか1.5点に結び付けたい。
そうすると10点満点中7.5点は取れるだろうか。
試験自体も重要だが、最終成績が10点満点中5点を超えるかどうかが一番重要だ。

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình またまたまたまたまたまたまたまたまたまた期末試験延期

週明け5月4日のNguyên lý ngôn ngữ lập trình試験に備えて流出過去問(言っちゃった!)をやり直しておこうと思いつつ念のため試験が本当に週明けにあることを確認してびっくり!
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なんと、またまたまたまたまたまたまたまたまたまた期末試験延期である。
この体たらくにもうあきれるしかない。
それもこれも中国を発生源とするコロナウイルス(正式名称:中国肺炎、武漢肺炎、中国ウイルス、武漢ウイルス、英語名:Wuhan virus、ベトナム語名:virus Vũ Hán)の影響だ。
しかし、一番最初の試験は2019年12月20日だから、半年前だ。
期末試験が半年間にわたって行われるってどうなの?

一時帰国で乗り換えできないとか外務省頭大丈夫か?

今回は大学一切関係ない話だ。
例えばこの時期に一時帰国したとして、乗り換えできない可能性がある。
多くの人は成田乗り換えだろう。
が、この乗り換えが拒否される可能性があるようだ。
普通に考えて航空会社のサイトで執着地まで買ったらそこまで乗れるというか、むしろ途中で降りたら規約違反みたいな扱いを受ける。
が、その規約違反を日本政府が指示しているそうで、もはや意味が分からない。
成田空港から交通機関を使わずに徒歩で帰るの至難の業。
仮に北海道や沖縄だったらどうするんだ。
ここで精神と時の部屋に入る。
ここでは2週間どころか1年過ごしても実際の時間は1時間しかたたないそうだ。
そこでとりあえず2週間過ごして出てきても、貴重な一時帰国の時間をあまり減らさずに済む。
そして成田空港から国内線に乗り換えるもよし、鉄道に乗るもよし。
ツイッターやブログなどを見ても、レンタカーで東京から大阪まで行ったとかいう書き込みがあるが、誰の監視もないので普通に電車乗りましたみたいなのをまだ見ていない。
そいう書き込みがあったらぜひ教えてほしい。

旅券更新で領事館またもや失態!

今回の内容は大学の授業とは関係ないが、他に書くべき適当な場所もないのでここに書く。
ベトナム滞在中に旅券(パスポート)更新を迎えた場合の話だ。
以前のエントリで各種滞在書類の更新がどうのということを書いたが、パスポートの更新も行わなければならない。
有効期間はまだまだ先だが、一時帰国からベトナムに戻ってきたときに残存期間が3ヶ月とか6ヶ月とか残っていなければならないとか、そもそも住んでいるだけでも残存期間が必要とか言われているようだ。
具体的には日本を出国時に航空会社のチェックインカウンターで言われ、出国できない場合があるようだ。
早速航空会社に聞くが、なぜか?分からないので領事館に聞いてくれと言われる。
領事館に聞いたが結果的に3ヶ月待っても返事がない。ただのしかばねのようだ。ただの税金泥棒のようだ。
こんな簡単な質問なのになぜ返事ができないのか?それに時間がかかるならそれはそれで返答に時間がかかることを伝えるべきだろう。この時点で領事館の信頼は地に落ちた。え?もともと誰も信頼してないって?在外公館民営化待ったなし。
その頃は今年のオリンピックが中止になるかならないかという時期であり、これはひょっとして中止かと思っていたら予想通り今年の開催は中止。
一応中止ではなく延期という者もいるが、そもそも2020年夏季オリンピックだし、延期というのは今年の夏中であれば認められる。しかも具体的に何月何日と言わなければならない。
それができない時点で中止だ中止。
くしくも、在ホーチミン日本国総領事館のずさんな対応がオリンピック中止を裏付ける結果となった。

さて、仕方なく旅券更新に言ったわけだが、厳密には更新も、再発行も、あるいは日本にずっといる人が初めて旅券を買う場合も「新規発給」という扱いになる。
厳密には更新の場合だけ戸籍がいらず、金さえあれば買えるので、再発行と初心者の場合よりも金と手間がかからない。
これを逆手に取り、なくした「ことにして」新規発給し、古いパスポートはベトナムの銀行の証明書として使うなど工夫している人もいる。
なお、領事館は午前中混んでいるので午後がおすすめというフェイクニュースがあるようだが、本気にすると恐ろしいほどの時間の浪費になる。
午後に行ったのだが、椅子には座り切れないほどの客がいた。
その日は申請だけであったが、待ち時間の方がはるかに長かった。
この時、古いパスポートは没収されてしまうので申請だけしてバックレはできない。
なのでなくした「ことにして」新規発給する人も多いのだろう。
なお、在留邦人みんなから嫌われている一番左の窓口の日本人ババアはポアされたのか、見あたらなかったが、残念ながら自動的に同じようなババアが補充されているようで、声が以前のババアと同じ。ひょっとして同一人物かもしれない。
また、なぜか携帯電話やPCの使用禁止と壁に書かれており、普通に操作や通話をしたり、時間の確認すら禁止らしい。
これ、もし連絡取りたい場合どうすんの?
日本人だったらいいが、ベトナム人でビザの申請で来てる場合、また外に出て並びなおしか?
こんなバカな話はない。
領事館というのは日本における市役所のようなもの。日本のどこに携帯電話禁止の市役所がある?
これで領事館を民営化する理由ができたとしか思えない。
唯一面白かったギャグは、「ボールペンは持ち出し禁止です」と書いてあるがすぐそばのボールペン置き場と思しきところに紐だけが残っていたw
普通なら客の民度を疑うが、領事館の民度が相当低いのでお似合いとげらげら笑っていた。

後日、パスポート受け取りに行くが、この日午後が都合悪かったので午前中に行った。
混雑を覚悟の上でだったが、これが怪我の功名。なんと、午後に行くよりもはるかにすいていたのである。
客はカウンターに2組で、椅子に座って待ってる客が1組だったかな。
ほとんど待たず、パスポートを受け取った時には他に客が1組だけだった。
これなら申請も午前中に行った方がよかったな。

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình もう何度目か数えられない期末試験延期

たった二日前にNguyên lý ngôn ngữ lập trìnhの試験がまたまたまたまた延期になったことを書いたばかりだが、なんと今日になってもう何度目か数えられない期末試験延期だ。
驚くなかれ、実施はなんと5月である。
もともとの試験は2月だったから3カ月もの延期だ。
そんなバカなことがあるわけがないと思うのが普通だろうから、証拠の画像を張り付けておく。
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これも、中国を発生源とするコロナウイルス(正式名称:中国肺炎、武漢肺炎、中国ウイルス、武漢ウイルス、英語名:Wuhan virus、ベトナム語名:virus Vũ Hán)の影響だ。

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình またまたまたまたまたまたまたまた期末試験延期

以前のエントリに、「嘘から出た実のような話だが、前回書いた3月2日の試験も結局はこの大学は実施できなかった。」「4月6日に延期」と書いたが、またまたまたまたまたまたまたまたNguyên lý ngôn ngữ lập trìnhの期末試験が延期になった。
なんと4月20日だ。これはひどい
本来2月から始めるはずだった授業も4月20日の週に延期だ。
もともと、前期(1期)は雨学期、後期(2期)は晴学期だが、それも2月に始まって4月か5月に終わってこそだ。
始まりが4月20日の週なら終わりは7月とかになり、もろ雨季だ。せっかくの晴学期が台無しだ。
しかし、中国を発生源とするコロナウイルス(正式名称:中国肺炎、武漢肺炎、中国ウイルス、武漢ウイルス、英語名:Wuhan virus、ベトナム語名:virus Vũ Hán)も7月とかに始まっていれば8月の授業が10月に延期、雨がなくなっていい時期に授業を開始できたり、お盆に一時帰国とか自慢げに触れ回っている日本人の足止めあるいはベトナム再入国を拒否するいい原因菌になったものを。その後年末年始に一時帰国する日本人もいなかったわけだ。
今回の中国を発生源とするコロナウイルス(正式名称:中国肺炎、武漢肺炎、中国ウイルス、武漢ウイルス、英語名:Wuhan virus、ベトナム語名:virus Vũ Hán)は1月の終わりという一番始まってはいけない時期に始まってしまったため、日本人のお盆や年末年始、さらにテト休暇の一時帰国も許してしまった。最悪、2020年のお盆休み前に終息となりかねない。2019年のお盆、年末年始、さらに2020年のテト休暇とお盆休みに自慢げに一時帰国とか触れ回っている日本人は恥。
まだ4月に終息すればかろうじて名誉も保てるが、一体どうなる?

OCB銀行の粗末なリニューアル

中国を発生源とするコロナウイルス(正式名称:中国肺炎、武漢肺炎、中国ウイルス、武漢ウイルス、英語名:Wuhan virus、ベトナム語名:virus Vũ Hán)により学校がなくなって数か月、本ブログ自体も学校ネタ、授業ネタを提供できていないが、大学のメインバンクであるOCB(ベトナム語名:Ngân hàng Phương Đông、英語名:Orient Commercial Bank)のシステム改修によりユーザーの被った不利益は取り上げなければならない。
4月2日が祝日であったが、その前後ぐらいからOCBのシステムにログインができなくなっていた。システムリニューアルだそうだ。

が、それから1週間ぐらいたっても以前工事中。システムリニューアルで2日ぐらい使えないのはよくあるが、さすがに週をまたぐのはおかしい。考えられるのはログインURLの変更だ。
そう思いOCBの店舗に行き、ログインできないこと、ログインURLの変更はないかと店員に直接言ったが、依然としてサイトリニューアル工事中なので待ってほしいとのこと。
のんびりJICAの馬鹿工事じゃあるまいし、そんなに長いはずがない。
なお、これらの会話はすべて筆談で、英語で行われた。
食い下がると、何かの申請用紙を渡された。
なぜこんなものを書くのか尋ねると、「インターネットバンキング利用申請」のためとの返答。すでにインターネットバンキングは使用しているが?
どうも話を総合すると、OCBのインターネットバンキングには2種類あるらしく、今まで自分が使っていたのが従来のインターネットバンキングで、この申請用紙は新しい?方のインターネットバンキングらしい。
別に従来の方を使い続けられればそれでよいと言ったところ、これがインターネットバンキングのURLだと紙に書かれた。
すかさずその場でそのURLにアクセスを試みたところ、サイトも開け、ログインもできた。

ああ、結局当初の読み通り、ログイン画面のURL変更だ。
結局この情報にたどり着く前に莫大な手間と無駄な時間を過ごした。
普通なら、「はじめからそう言えよ!」と怒鳴りつけるところだが、もはや疲れがどっと出てそれどころじゃないと言った方が正しいか。
もっとも必要な情報を得た以上こいつらはもう用無しだ。脳なしだ。もとい用済みだ。というか3つとも正しいなw
これ以上ここにいても何の意味もないし(むしろここに足を運んで長時間やり取りをした意味もなかったが)帰ることにした。

それにつけても、サイト工事中の画面に、「新URLはこちらです」と一言書くか、数秒後に新URLに自動遷移すれば防げる事態だ。本当にOCBの連中は脳なしだ。
さて、今回の唯一の成果というか、新URLを張り付けておこう。
https://ebanking.ocb.com.vn
なお、旧URLは依然としていつまでも工事中表示がなされるだけの間抜けページであり、間違ってアクセスしても何の意味もないどころか余計な怒りが沸いてくるだけなので貼り付けない方がいいだろう。

「まさに地獄! 潜入調査で見たユニクロ下請け工場の実態」を読んで

小学生の宿題みたいだが読書感想文だ。
3月5~6日ユニクロ・ベトナム第1号店プレオープニングセレモニー及びオープニングセレモニー | 在ベトナム日本国大使館
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一見、いいことしか書いていないようだが、その裏側がこちら。
ironna.jp
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2019年12月にホーチミン市にもユニクロができ、人が多すぎで買い物どころではないが、作ってる人たちがこのように過酷な現場で働かされていると思うと複雑だ。

平成31年度の怪!

ふと配偶者の年金記録を見ていたら、平成31年度2月でストップしている!
日本にすんでいない外国人は年金加入対象外になったのか、と愕然とする。
しかし、自分の年金記録を見ても同様に平成31年度2月までしかない。
さすがにこれは変だ。
ここでよく考えてみると、そもそも平成31年って何だ?途中から令和になった年じゃないか。
するとこの平成31年度なんてのははじめから存在せず、令和元年のことか?
時系列で書くと、2018年4月~2019年3月=平成30年4月~平成31年3月=2018年度=平成30年度である。
単純にそこに1年をプラスするだけなのだが、ここで注意すべきは、平成31年4月は存在するが、翌5月から令和元年になっているということだ。
つまり、2019年4月~2020年3月=平成31年4月~平成32年3月ではなく、令和元年4月~令和2年3月と解釈される。
結局は令和元年度と言えば余計な誤解はなかったわけだ。
なぜそんな頭の悪いことが?と誰もが思う。
実は、令和元年度=平成31年度だが、最初の1カ月だけが平成で、後の大部分を占める11カ月が令和。
さらに、国の年度は翌年3月までだから、令和になって1年3カ月になるのに未だ平成ということだ。
2019年5月1日をもって平成ではなくなったと誰もが思っていたが、実は2020年3月31日まで「平成」なのである。

さて、昭和64年度=平成元年度の時はどうだったろうか。
平成元年の開始は1月8日だから、その後は全部平成。
つまり4月から始まるものは平成元年度扱いになる。
なので平成元年度入学式とか、平成元年度入学生で良かったわけだ。
返す返すも、令和元年を4月1日開始にしていれば余計な苦労はなかったのに、ここにきてさらに改元の汚点となった。
昭和63年度卒業生、はまだわかる。
しかし、平成31年度入学生には苦笑するしかない。
はじめから西暦で表示していれば何の苦労もないのに、国の偉いさんは頭が悪いのだろうか。
さらに、年度などと分かりにくいことをせず、はじめから2020年1月、2月、…とすれば誰もが理解できる。
ましてグローバル化が声高に叫ばれているが、こんなんじゃ外国人が一人で年金記録を見ても理解できないだろう。
日本人でさえ理解に手間と時間がかかるというのに。
ある意味、サイトが英語表記でJun 2020とかあれば誰でも理解できる。
国は日本人の英語力がどうとか言っているが、ここから英語化すべきだろう。

これを機に、運転免許証には西暦も併記されたらしい。
実際の印字だから手間はかかったと思うが、年金記録はhtmlを数行変えるだけだし、すぐ対応できると思うのだが、この辺がお役所仕事。
最近サイトがリニューアルされたと書いてあるが、むしろ以前より使いにくい。みずらい。
以前漫画村の運営者が捕まってしまった事件があったが、彼のUIは秀逸だ。
あらゆる刑罰を免除する代わりに、年金記録サイトを漫画村なみにPC初心者でも使いやすく作り直す仕事を強制的にでもやってもらったらどうか。
きっと彼にとっては朝飯前、みんなもうれしいし、win-winだ。
そういう司法取引なら大歓迎だ。

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình またまたまたまた期末試験延期

嘘から出た実のような話だが、前回書いた3月2日の試験も結局はこの大学は実施できなかった。
試験が1週間のび、3月9日になったが、それもできないという体たらく。
苦し紛れに4月6日に延期してきたが、それもどうなる?
当初の日程からすればなんと、驚くなかれ2か月も延期した格好だ。
最終授業日が1月14日だから、3カ月もたっている。
3カ月あれば終わっている授業もあるだろう。
もう試験範囲の内容をすっかり忘れてしまっている学生が大半ではなかろうか。
このままなし崩しに試験はなく、全員が単位習得で終わり良ければ総て良しとなればいいが、実はひょんなことから過去問が入手できた。
これもコロナウイルスの影響で試験が延期になったからこそのタイミングではあるのだが、それはまたの機会に。

Nguyên lý ngôn ngữ lập trình 期末試験延期

2020年1月末、ベトナム独自歴(中国起源で、朝鮮やタイにもあるが)のテト休暇に入るか入らないかぐらいからコロナウイルスが話題となった。
これはベトナムに限らず日本を含めアジア全域、さらにはその他地域でもあるようだ。
ベトナムでは保育園、幼稚園が1カ月近く休校(休園?)、さらには小学校から大学までも休校だ。
Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhにおいても例外ではなく、2月10日から始まるはずであったHọc kỳ 2/2019-2020の授業も始まらない。もっともこれは卒業に関係ない単位の授業だから特に問題ではない。
問題は、もともと2月10日に予定されていたNguyên lý ngôn ngữ lập trìnhの期末試験が実施されていないことだ。
2月上旬ぐらいからベトナム全部の小学校が休校になるニュースは聞いていたが、大学は不明であり、実際にNguyên lý ngôn ngữ lập trìnhの試験が延期になると連絡があったのは2月10日当日であった。
これ、遠方から飛行機で通ってる学生は現地しているか、最低でも飛行機のチケットは買っているはずだ。当日の発表は遅すぎる。
自分の場合は自宅から通える範囲ではあるが、それでもこの日のために予定を空けておいたのだ。
厳密にはこの週にはいろいろなイベントがあったが、卒業に関係ない単位の授業とはいえ新しい授業の初回だし、イベントには参加申込せず授業を優先していたのだ。
それが、2月10日当日になり、初回授業も試験もないとの連絡が入った。
イベントの参加締め切りはその前の週で終わっていたので大学側の対応が後手後手すぎることで学生が迷惑を被った格好だ。

さて、肝心の試験だが、1週間後の2月17日に延期との連絡であった。
が、2月14日になり、ベトナム全土の学校は大学を含めすべて休校とのニュースが流れた。
が、大学の方からは何も連絡はなかった。
2月17日の朝になり、同じクラスで連絡先を交換した級友のうち、一番信頼できる人にこの日の試験があるかを聞いた。
ありがたいことにすぐ返事が来て、「今日の試験はない」とのことであった。
その後、昼ぐらいになって、大学から正式な連絡がきた。
試験は3月2日に延期するとの内容だった。
1度ならず2度までも。飛行機の距離の学生は大学の後手後手対応に振り回されたことになる。

と、ここで現実的な予想。
3月2日の試験も結局は実施できず、これ以上延ばせないというので期末試験はなし、それ以外の内容で成績をつけるという方法だ。
いっそのこと期末試験は全員が満点を取ったという採点方法でもいい。
この場合期末試験は40%だから、全員が持ち点40%でスタート、あとどこかで10%を取れば同科目を合格となる。
いままで同科目には散々辛酸を舐めさせられてきたので、これぐらいでちょうどいい。

なお、Học kỳ 2/2019-2020の授業も3月2日の週から始まるようで、予定では第4週となっていた。