これがベトナム大学院の実態だ!

Trường Đại Học Bách Khoa Thành Phố Hồ Chí Minhの大学院修士課程に社会人入学

VNU-EPT 2月度受験結果

去る2019年2月23日に行われたVNU-EPTの結果が出た。
公式サイトの説明通り試験日から15日後である。
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同じく公式サイトのVNU-EPTとTOEIC等の換算表によると、TOEIC400点クラス。
これは公式問題集等の対策なしでTOEICを受験した時と同じ点数である。
どうやらVNU-EPTはTOIECの半分ぐらいの点数で出てしまうようだ。
これでは、受験料と試験システムのの不備を問わなければTOEICを受験した方が点数は高くなる。
TOEIC800点ぐらいの人ならTOEIC400点換算のVNU-EPT200点と言った具合である。
ただ、TOEICも公式問題集やりこみで点数が倍増するように、VNU-EPTも何度も受験している間に満点の400点近い点数になることは予測される。
とりあえず大学院在学及び修士課程修了に必要な点数さえわかれば、とりあえずその点数さえ取れればよい。

Xử lý ngôn ngữ tự nhiên 4回目

2019年3月9日、Xử lý ngôn ngữ tự nhiênの4回目が行われた。
実は前回の宿題の答えが全くわからなかったので先生に質問メールを出していたが、メールでは回答が難しいのでこの日の3授業開始30分前に来いとのこと。
実際に行って解答を教えてもらったが、残念ながらこの時点では宿題の締め切りを過ぎているので宿題点の加点にはならない。
ただ、どの問題が教科書何ページのどの表なのかを明示的に言ってもらったというのは大きいだろう。

さて、宿題だが、1問目は例によって例のごとく要領よしお君が躍り出た。
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驚くなかれ、正解である。
自分はそもそも答えが間違っているというよりもむしろ問題が何かすらわからなかったのだ。
参考までに別解はこちら。
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そして2問目、先生から何名かの生徒が半分指名みたいな形を取ったが遠慮して誰も出ようとはしない。
ここで自分が行けば間違いなく正解だが、模範解答を知っているので添削という作業が発生しないという意味では自分が行くのはふさわしくないだろう。
結局、一人の学生が板書したのだが、あいにくと不正解。
とはいえ、模範解答と同じ表を書いていた。
つまり、この学生は正解にこそたどり着かなかったものの、問題が何かは分かっていたのだ。
そもそも問題が分からなかった自分と比べれば雲泥の差である。
分かりやすく言えば、おにぎりを作るという課題に対して自分は折り鶴を作っていったようなものだ。
この学生はおにぎりに入れる具が指定と少し違っていたという程度、といえば専門外の人にも伝わるかもしれない。

なお、2問目の正解はこちら。
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しかし、はてな写真投稿は1個づつ指定しなければならず、複数投稿には手間と時間がかかる。
google投稿写真は一度に複数できるようになっているので、ここが改善ポイントか。

この日は5章まで終わったが、この日出た宿題は4章のものだ。
Extend the lexicon in Figure 4.2,slide 12, and the grammar in figure 4.3, slides 13. So that the following two sentences are accepted:
He was sad to see the dog cry.
He saw the man saw the wood with the saw.
Parse two above sentences by Top-Down Chart Parsing.
2. Specify an augmented context free grammar and lexicon for simple subject-verb-object sentences. The grammar only allows appropriate pronouns in subject and object positions and does number agreement between the subject và verb.
Thus it should accept “ I hit him” but not “me love you”

今までは苦渋をなめたが、4章からは念能力、「徒然草あの素晴らしい愛をもう一度)」が使える。
しかもどういうわけか模範解答が教科書の何ページのどの表かもわかるようになり、写真の間違いというか、省略表現のようなものにも目ざとく気づき、より完璧というか画像丸写しではなく、あたかも自分が作った解答のようにも見せられる。
というか、写真の内容と1文字でも変わった時点でもはや自分のオリジナル、自分で作ったといっていいだろう。

Khóa học tiếng Việt 中級クラス受講者に聞く

何かと物議を醸す中級クラスだが、実際に受講している人に直接聞いてみた。
人数はぴったり5名でギリギリ開講が可能になったそうだ。
また、授業は直接法で行われる。つまり説明は全部ベトナム語だ。
これは難しいと感じる半面、拙い英語の説明を聞かなくてよくなったのでかえって理解しやすくなるともいえる。
いずれにせよある程度のベトナム語の能力が要求されることに違いない。
ただ、どうしても理解できない時は英語で質問してもいいそうだ。

さて、今の初級クラスの先生に、今後は初級クラス継続ではなく中級に行きたいと何度か伝えてきた。
そこで先生の提案は、開講を1年も2年も待つのではなく、プライベートレッスンを受けてはどうかというものであった。
当然プライベートレッスンは高いので視野に入れていなかったが、先生曰く同じか安いらしい。
というのも、普通のグループレッスンの進み方は遅いが、プライベートレッスンは自分次第で早く進める。
仮に2倍の速さで進めば、グループレッスンにおける2セメスターを受講したのと同じ。
つまりグループレッスン2期分の内容を習得できるのであれば、授業料がグループレッスン2期分であっても同等である。
実際はグループレッスンの3倍ぐらいいけるはずなので、値段が3倍でも実質同額、むしろ時間や労力という金では買えないものも節約できる。

Khóa học tiếng Việt 公式サイト
Bảng giá học phí 2018
310,000 VND/50 minutes/period
申込最低単位 40 periods
310,000 VND * 40 periods = 12,400,000 VND
実にグループレッスンの4倍。
実際、4倍できるかな?
初級ならいけるけど、中級の内容を規定の4倍でできるか。
中級は1セメスターで2または3章を終える。4セメスターで1冊10章を終える計算だ。
仮に中級1セメスター目として、20日で2章を終えるから、10日で1章か。
4倍の速さなら2.5日で1章を終える。
実際には1セメスターで2または3章なので、2日で1章を終えれば20日で10章。
これで、グループレッスンと金額的には同等。さらに時間と能力の節約だ。
仮に1日で1章を終えられれば20日でVSL3と4の2冊が終えられることになり、中級は完了。
練習問題は授業開始前にあらかじめやっておいて、授業中は答え合わせだけに専念すれば授業中に問題をやるという時間の無駄も防げる。
この場合中級クラス全8セメスターの内容を半額、8倍の速さで習得できることになる。
ただ、予習を完璧にしたいので週1で20週間の日程を組むのが無難だろう。5か月だ。
4月から始めたとして、毎週できるとは限らないので9月まで見た方がいいだろう。
それで10月から始まるBKの必修4科目15単位開始までにどれだけ伸ばせるか。

Xử lý ngôn ngữ tự nhiên 3回目 全学停電!

2019年3月2日、Xử lý ngôn ngữ tự nhiênの3回目が行われた。
この日は駐車場がいつもの電子キーではなく、アナログな紙貼り付けであった。
さらにエレベータも故障。
そして教室に着いて、電気をつけた瞬間に分かった。停電してるんだ。
冷房も使えないから窓とドアを開け放しての授業開始だ。
プロジェクターも使えないから黒板になるが、あいにくとプロジェクター用のスクリーンがおりっぱなしで、かつ電子式なので上げることもできない。
黒板の3分の1ぐらいしか使えないという不便な状況だ。
さらに、夕方になって黒板が見えにくくなってきた。
すると突然電気が付いた!その時間5:30。今更付いても遅すぎる。

幸い暗くなる前に宿題のアサインがあった。
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内容は第3章のものだ。
あいにくと正解画像を持ち合わせていないのでこの宿題の点数はあまり高いものではないだろうが、第4章以降は昨年の正解画像が使えるので、とりあえず宿題の提出が15%になるであろうことになりホッとしている。
おそらく次回の授業時にこの宿題できた人!みたいな募り方をするので、そこで速攻で前に出て板書すれば1点ゲット。
この1点を大きいとみるか、小さいとみるかはあるが、少なくとも塵も積もれば山となるで、毎回板書すれば宿題点15%の部分が満点になり、試験の点数が悪くても単位が取れる可能性が出てくる。
板書は要領よしお君がしゃしゃり出てくることがかなり予測されるため、真っ先に名乗り出ることが必要だ。
年には念を。こちらも念能力を習得してきたのだ。
これにより授業の内容は微塵も理解できないが、5.0点以上は取るぞと。単位は取るぞと。
実はこの考えはすべての科目に通ずる。
いままでは単位なんておまけ、授業の内容を理解してこそだ、と思っていたが、そんな考えがいかにアホ臭いもとい青臭いかをこの2年間で嫌というほど思い知らされた。
そう思うと授業の内容理解に意味があるのはベトナム語教室ぐらいなものだ。
各科目で5.0点以上取る→単位習得→学位取得、が目的であることを忘れてはならない。

Khóa học tiếng Việtとの出会い

そもそもKhóa học tiếng Việtに初めて行ったのはいつだったかな。
たしか本学の入試面接を受けた時に、合格したら入学までにここで勉強しておくといいよと言われたのが発端か。
今にして思えば、その発言をした人こそ最初の期で唯一単位をくれた、つまり本学で初単位をくれた、Lập trình nâng caoの担当の先生だったのだ。

そして面接が終わり、夫婦でこのKhóa học tiếng Việtに乗り込んだ。
ベトナム語はもう何年も勉強していたし、さすがに初級ってことはないだろと思っていたが、まさかの中級受講拒否。
これには愕然とした。
以後、ここに頼らず独学で勉強することを決めた。
しかし、なかなか時間的な余裕も体力的な余裕も、さらにはモチベーションもなく、結局本学の授業についていけないまま最初の期を終え、結局は中国正月明けの2018年3月ぐらいからだったろうか、ベトナム語の勉強を始めたのは。
実は2017年中にここでthi Chứng chỉ tiếng Việtを何度か受験し、いずれもA2ランクであった。
つまりこの時点で初級終了、すなわち中級受講可能なベトナム語の能力があったということになる。
2018年中は一回もこの試験を受けていないのでどのぐらい実力が向上したか客観的に知るすべはないが、少なくても2018年3月ぐらいから音読を始めたため、語彙、文法、発音、リスニングが一気に向上しているはずだ。
体感的には中級終了、すなわち上級受講可能なB2ぐらいまでは向上しているか、あわよくば上級クラスを半分ほど受講したC1と目論んでいる。
流石にどんなに悪くてもB1は行くだろう。それでも中級を半分ぐらい受講したレベルなので、当然中級の受講は可能だ。
今にして思えばA2の証明書を持っていれば中級の受講ができだだろうが、もうこうなったらそれでは面白くない。
いっそのこと上級クラスを半分ほど受講したのと同程度とされるC1を取ってから堂々と中級や上級を申し込もうではないか。

thi Chứng chỉ tiếng Việt1月度振り返りと目標

自分が受験したわけではないので振り返りも何もないのだが、客観的情報から。
2019年は1月に初回試験が行われた。
つまり、1月の人数=累計人数ということである。
最終受験番号が190123であったため、受験者は123名。
年々受験者が増えている。
今のところ最高でもB2までで、Cランクはパッと見はいなかった。
全部洗いざらい探せばいるかもしれないが。

さて、次回受験の目標。
Nghe 8
Đọc 8
Nói 7
Viết 7
総合 7.5
ランク C1(5/6)

ここで一番難しい科目はViếtだ。
日ごろから作文練習をしておこう。

Khóa học tiếng Việt中級クラスが実は開講していた?

今回から新カテゴリのKhóa học tiếng Việtだが、ご存知の通りこれは本学の話題ではない。一応Đại học Quốc gia TP.HCMに属しているけどね。
ひとまずそもそもなぜこの話題なのか、なぜ入ったのか、どんな内容なのかを書くべきではあるが、それはおいおい。
数年前、最初から中級コースを申し込もうとして断固拒否にあい、それ以来トラウマになっていた。
それは数年たった今でも変わらない。
今はまだベトナム語の能力を証明するものがないので、とりあえず次回のthi Chứng chỉ tiếng ViệtでB2かC1を取り、その証明書をもって受付にねじこみたい。
そんな折、「○○ちゃんが中級クラスの初回入ったってよ」という情報が駆け回り、その日はその話題で持ちきりだったが、自分はその人のことを知らない。同じ学校だけど顔だけ見たことあるぐらい。

しかし、授業日程表を何度も確認したが、中級の開講はなかった。
念のためその後も確認したが、やはり初級のみの開講となっていた。
日程表には載らない口コミレベルということか?
しかし、授業申込時に受付に聞かなかったことが悔やまれる。
もっとも、聞いたとして門前払いの可能性もあった。
なにより、中級は授業料が高いが、別に講師のベトナム語力に差があるわけでもなし。
しかも授業が始まる前に個別に質問してしまえば、中級だろうが上級だろうが関係ない。
そう思って自分の中で納得して初級2セメスターを申し込んだつもりであったが、やはり中級クラス開講の知らせには心中穏やかで入られない。

このような時に自分を納得させる手段を心理学的には合理化というらしいが、もっともらしい理由は上記の授業料と個別質問だろう。
さらに、クラス内の人間関係もある。
現在のクラスはエスカレーター式であるが、もともとの人間関係も悪くなく、持ち上がって新しいメンバーが加わってもその和やかさが継続され、人間関係は良いともいえる。
もし中級に入ったとして、そこの人間関係が悪かったら?
これは実際に入ってみないとわからないし、そもそも人間関係ってAさんにとっては居心地がよくてもBさんにとっては居心地が悪い、あるいはその逆というのが往々にしてあるので、自分にとってどうかはそれこそわからない。

いずれにしろ、自分は中級クラスに入りたかったという自分の正直な気持ちにはふたをしないでいたい。
それでいて、過去のトラウマ解消のためにも、まずはhi Chứng chỉ tiếng ViệtでB2かC1を取るようにしたい。
これで、学校側は中級クラスどころか上級クラスすら拒む理由はなくなる。
準備が整ったら、後は学校側に、「中級か上級クラスが開始する時期を教えてほしい、あるいは開始時に電話連絡が欲しい」と伝えればよいのではないだろうか。
なんだか機会損失のようで時間と労力が無駄になった、無駄になる悔しさもあるが、まずは日程表が完璧ではないということが分かったことは今後の大きな武器となろう。
ある意味、開講していない授業に参加するというのも念能力のなせる業かもしれない。

Xử lý ngôn ngữ tự nhiên2回目

2019年2月23日、Xử lý ngôn ngữ tự nhiênの2回目が開催。
この日は午前中いっぱいVNU-EPTのしかも初受験であったので丸1日潰れたことになる。
気になる内容だが3.2あたりから3.6までだったかな?

ここで、授業時間を利用してexerciseが行われた。
ここでアレっ?と思った人、正解。
昨年度はexerciseは宿題となっており、email提出だったはずだ。
なんと今年は授業中にその場でやらせ、できた人に板書させる方式に変わった。
つまり、今までは1週間の準備期間があったのだが、これでは期間ではなく準備時間だ。しかもたったの10分。
この問題をやるのに1年間の準備期間をかけ、作成に1週間を要したのに、準備と作成を合わせて10分でやるのは再履修者でも難しいのに、今年初めて受講した人にはまず無理だろう。

と、思ったらなんと要領よしお君が席を立ち、黒板に向かった。
彼は初回授業を欠席しており、今回が初出席。当然初見だ。
自分が1年かけてやっとわかったことをこの2時間の間に理解し、10分で作成したというのか。
結果、完全な正解ではなかったものの、90%はできていた。
これは、自分が作成した回答よりも正解に近いものであった。
つまり、
要領よしお君の2時間と10分 >>>>>>(超えられない壁)>>>>>> 自分の1年と1週間
ということである。
再履修者はもう1名おり、彼は遠距離通学なのだが、なぜか前から3番目に座っており、要領よしお君が遠距離通学君の回答を読んだわけではなさそうだ。
するとやはり考えられるのは念能力とか超能力の類だろう。

この場合、他人の思考を読むか、近い未来を見通せるかのどちらかが考えられる。
変化系や操作系というより特質系だろうか。
ただ、それであれば完全な正解が出せるわけだが、そうではなかった。
実はこの日の授業中に内容がすっきり理解できるような気分になったことがある。まるで自分が天才になったように。
要領よしお君の能力は実は放出系で、理解力をブーストさせるようなものではないだろうか。
そのブーストは半径2メートルくらいに及び、近くに座っていた自分もその恩恵に浴したということになる。
事実、彼の板書およびそれを先生が訂正したものはすっきり理解できた。
1年前にこの授業を受けたときは、正解を提示されてもなぜそうなるかは微塵も理解できず、ただその板書を撮影するのみであった。
いずれにしろ、放出系により理解力を大幅に上昇させるオーラを出しその余波を周囲の人が受けるか、あるいは変化系により彼の円の有効範囲内の人間の理解力をいい方に変化させる。
この能力にはどんな制約と誓約があるのかの含めて考えると面白いだろう。

さて、ここで本学とは別の話に飛ぶ。
よく東大で、「東大は勉強して入るところではない」などと言っている人を見かけるが、今までは嘘だと思っていた。
普通に考えれば、異常なまでの勉強をした人間が入るところであり、勉強をしない人間は入試に合格できないはずだ。
だが入学後は真面目組が苦労するのだという。逆じゃないか?
これも、念能力であればすっきり理解できる。
つまり異様な長時間拘束によって合格ではなく、AO入試裏口入学のような手段に近いチートのような方法があったと考えられる。
例えば、数か月後の未来を見通せれば翌年度の赤本も手に入れられるし、そうすればその内容を丸暗記すれば入試はほぼ満点。
株式投資なんかであれば翌日でいいので株価を知っていれば十分。

さらに話は飛ぶが、最近、朝洗濯物をだした(はず)なのに、なぜか帰宅すると部屋に洗濯物(もちろん選択していない)が、置いてあるということが2度ほどあった。
1回目の日のことはあまり明確に覚えていないが、2回目はつい最近なのでまだ記憶に新しい。
その日は時計を見たら7:50であり、まだ余裕だなと思っていたらいつの間にか8時を過ぎていた。
この空白の10分がまず不自然である。
さらに、その直前まで「洗濯物を出そう」と思っていたはずなのに、この10分が一瞬で飛び去ったことに気を取られたのか、結果として帰宅時にはそこにあったということだ。
しかも、家を出る瞬間には部屋には洗濯物はなかった。
正確には「視界には」なかった、つまり目には見えなかった、ということである。
幸い洗濯が1日遅れたことで命に関わるということではなく、どうしても当日したければ使用人ではなく自分でやるという方法も取れる。
ただ、この空白の10分と洗濯物が消える(見えなくなる?)現象は奇妙である。

本題に戻るが、この1年間授業を微塵も理解できなかったこと、要領よしお君がその授業を数時間で理解して問題がほぼ正解だったこと、空白の10分間、目に見えなくなる洗濯物、それぞれは単なる点でしかなかったが、線でつながってきた。
そう考えるとこの1年半、要領よしお君が授業中にゲームをしたりしているのに試験で高得点を取れるなど、不自然としか思えない点があった。
世間一般では超能力と呼ばれているものを、研究している人がいるのだ。

ここで意外なことに、自分にも念能力が使えるようになってきたことが分かる。
2017年度は単位習得率は極めで悪かったが、2018年度に入り単位習得率が100%とこれ以上ない結果となった。
今期も100%なら2018年度に登録したすべての単位を取得、年度全体の単位習得率も100%となる。
しかし、2017年度は相当に努力した。逆に2018年度はこれと言った努力もしていない。
さらに教師の日の課金もしていないことから、自分にも日の目を見る日が来たということだろうか。
ここで、自分の念能力は何か?と考えてみる。
制約としては最初の1年間はすべての努力が空回り、「何の成果も得られませんでした」
しかし、1年を過ぎたあたりから結果が努力を上回るようになる。
変化系の能力で、目の前に見えない橋を作ってくれるようなイメージだ。
その橋を進んでいけば目的地に到達する。単位取得という名の。
能力名は何だろうか。
最近ドラクエ3をやって、夢見るルビーを取ったらすぐアッサラームに行き、簡単にレベル99にしたり、アイテムを入手したりできる方法をやりこんで遊んでいて、この裏技を30年前に知ってたらなぁと思ったので、橋を架けるという意味では「虹のしずく」と書いてそれらしい読み方をするのが面白そうだ。

VNU-EPT初受験!

去る2019年2月23日、VNU-EPTが行われた。今回が初受験である。
試験開始7:30に対して、集合時間は7:00であった。
どうせ7:00には始まらないだろうと高をくくって7:15過ぎ、7:20ぐらいに到着したが、逆の意味で甘かった。
なんと、7:30になっても試験が始まらない。むしろ7:30過ぎぐらいに来ても余裕で間に合う。この集合時間は何だったのか。

大きなカバンは試験室には持ち込めないので、1階で預ける必要がある。
ポケットに入るぐらいの袋がお勧めだ。
なお、受験票には鉛筆、ボールペン、消しゴムを持ってくるように書いてあるが、この3点は貸与される。
仮に持参したものを使おうとしても貸与品を使うように言われるので持ってくる意味はなかった。
つまり持参物はパスポートと受験票の2点だけでよく、水分補給として500mlのペットボトルぐらいだろうか。
なのでそもそもかばんは必要ない。

試験科目の順序は以下の通り
8:00~9:00 Writing
9:00~9:30 Speaking
10:30~11:50 Listening & Reading
最後の2科目が一緒になっているのは、試験室と問題冊子が同じためである。
この2科目の間にはトイレに行けないので、Writingが終わった後のグダグダを利用してトイレに行くとよい。
Speaking開始までは若干の待ち時間があるからだ。

試験科目そのものについての内容。
1. Writing
貸与されたボールペンで手書きで作文。
ネット上のサンプル問題と同様の形式だが語数が違う。
問1 指定の文章を100~150語に要約せよ。
問2 一番すごい科学技術装置は何か、考えを300語前後で書け

2. Speaking
コンピュータのある部屋に移動。
そこで1人1台のPCを使い、指定された問題に対して録音する形式。
英検の2次試験やベトナム語能力試験の面接のような面接官との会話ではなく、ただ自分が一方的に、しかも自分の声を録音するだけだ。
問1 学生がそれぞれどこで何をしているか1分以内で話せ。
問2 今まで一番印象に残ったことを2分以内で話せ。
問3 煽り運転について3分以内で話せ。
上記のうち1は類題が、2についてもほぼ同じ、3に至っては事前に配られた問題リストと全く同一である。
つまり、答えを考えること自体は全く難しくない。いくらでも事前に準備できるのだから。
ただ、それを英語の発音で、正確に行うことは難しいだろう。
だからこそSpeakingの試験なのだろう。

3. Listening
後述のReadingと時間を区切らずに連続して行われる。
どちらも貸与された鉛筆を使うマークシート方式。
全部4択なので、当たり前だが全然わからなくてもどれかを選べば4分の1の確率で当たる。
悪名高いTOEICと違い、問題が2回読まれるが、逆に問いが印刷されず読まれる形式なので、最後まで答えは分からない。
このため文章を正確に聞き取れたとしても答えが何かは最後まで分からない。
なので、内容が分かった場合の問題文2回朗読は逆に邪魔になる。
TOEICと違って文章が非常に長いのでそこがきついところ。
ただ、文字通りラリってるラリアンはいなかったのでそこが救いか。
今回の試験の4技能の中で一番難しいのがこのListeningだ。

4. Reading
TOEICと比べると語彙もそんなに難しくなく、文章量も多くない。
なによりTOEICにあった架空の求人広告とかemailとか無意味な文章はなく、世界の公共交通におけるマイカーと比較した場合のメリットやデメリットに始まり公共交通を利用してもらうための工夫など、読んでいてためになる内容である。
TOEICのReadingをいくら勉強しても意味のある知識は身につかないが、本試験はTOEFLやIELTSに近いものがある。どれも4技能あるし。
時間が余ったので途中退出し、混乱を避けて帰宅できた。

さて、気になる結果だが、15日後に公式サイトで発表される。
さらに30日後には資格証明書が発行されるようなので、取りにいくことになる。
一応リテイクポリシーがあり、次回の試験までは30日以上開けなくてはならない。
このため次回の試験を受けるならば3月30日となるが、会場が僻地であるため事実上4月6日以降ということになる。

Xử lý ngôn ngữ tự nhiên単位取得計画

同科目は4つの要素で構成されている。
毎回の宿題およびそれを板書 15%
最終課題 15%
中間試験 30%
期末試験 40%

このうち、毎回の宿題は前年度と全く同じであることが分かった。
つまり、昨年の画像データを持っていればそれを入力する手間はあるが、ここで満点を取れる。
ただ、残念ながらすべてのデータはなく、昨年度の優等生からデータをもらったが、それでも全部のデータはそろわなかった。
しかしながら、前回のエントリにもあるように板書での追加点を狙い、とにかく30点中の23点以上を取ればここで満点が取れる。
満点ではなく9割だとした場合のシミュレーション。

毎回の宿題およびそれを板書 9/10 * 15%
最終課題 6/10 * 15%
中間試験 3.75/10 * 30%
期末試験 4/10 * 40%
合計 5/10

となり、10点満点中5点以上の基準を満たし、晴れて単位取得となる見込み。
ここで中間試験と期末試験の問題が全く同じなら10点満点中9.3点となるが、あまり甘いことは考えず、試験問題が違った場合にも備え、毎回の宿題で満点を取れるようにしていきたい。
惜しむらくは昨年度の授業終了時点で最終課題の正解をリクエストしていなかったこと。
今年度の最終課題の問題が全く同じであればそれこそ10点満点中10点も夢ではなかったかもしれない。
もっとも最終課題の問題が違う場合は路頭に終わるが。
幸い昨年度の最終課題では10点満点中6点を取れていたので、問題が同じならとりあえず無駄な工数をかけず同じものを提出すれば難は逃れられることになる。
問題が違う場合でも、難易度自体はそうそう変わらないので、同じぐらいの点数が取れると思われる。

Xử lý ngôn ngữ tự nhiên2度目の開講!

2019年2月16日、Học kỳ 2/2018-2019が始まり、Xử lý ngôn ngữ tự nhiênも開講した。
同科目は今期の唯一の科目かつ2度目の開講となる。
同科目ちょうど1年前に受講したが、成績評価の仕組みをうまく把握できず惜しくも10点満点中3.8点となり、5点未満のため単位取得に至らなかった。
同科目は選択科目であるため他の科目を取ることも制度上可能であるが、やはり現実を見据え、単位取得ができる科目を登録することにした。
例えば配偶者と子供を養っている人がいるとして、所得はだいぶ下がるがどうしてもやりたい仕事があるので今の仕事を辞めるという人がいたらどうだろうか。
まだ独身とかならその選択もなくはないが、やはり面白そうという理由で他の科目を選択して失敗するリスクよりも前回と同じでつまらない授業であっても確実性の高い方を選ぶのがよさそうだ。
もっとも、1年前は授業の内容をこれっぽっちも理解できなかったので、まったく新しい科目を選択するのと変わらない。
しかも今度は強くてニューゲーム状態。これは単位取得どころか10点満点中9点以上も狙えるかも。
なにせ中間試験と期末試験の問題と解答はすでに手中にあり、かつ毎回の宿題の解答も半分はある。さらに昨年の優等生に連絡を取り、写真を取り損ねたか誤って写真を消してしまった宿題の解答ももらった。
残念ながら3章と12章だけ解答の収集に至らなかったが、成績評価によると宿題の合計点は30点となっているが、23点満点である。
さらに授業中に板書をすれば1回につき1点が加算されるので、板書のチャンス9回すべてで点が取れれば、解答そのものの正解は14点で済む。これは宿題1回あたり1.5点をとれれば全10回で15点となり、9回の板書で15+9=24点となる。
なので正解を持ち合わせていなくてもとりあえずそれらしい作品を作り、とりあえず板書すれば宿題点は稼げる。
なお、この宿題点は全体の15%となっている。
こうなると、授業に遅刻しないとか前の方に座るとかノートを取るとかは全く意味をなさず、いかに点を取るかが大変重要である。
もちろん遅刻や欠席では宿題の板書ができないので、授業開始時に教室にいるに越したことはないが。
とにかく、まじめにやることよりも要領よくやることの方がはるかに大切である。
このことはHọc kỳ 1/2018-2019で登録した科目の単位100%全部を取得できたことから実に身に染みた。努力よりも要領が大切。
授業の内容を理解するとかじゃなくて、提出物を期日までに出し、かつ試験の問題を事前に把握、解答を準備することが本当の意味での勉強になるとわかった。

さて、成績のことばかり書いたが(授業本体よりそっちの方がずっと大切なので)、授業自体も変化が見られた。
なんと、初回で一気に3章まで進んだ。
1年前は初回には2章までだったはずだ。
授業のスピードが上がったということは、昨年にない内容が試験に出るのではないかと危惧している。

Xử lý ngôn ngữ tự nhiên受講者で専門必修を受講した人

Học kỳ 2/2018-2019で専門必修4科目のうちどれも開講しないという驚愕の事態が発生した。
期中に追加開講を期待したいが、受講期間が5か月なのでギリギリといったところか。
あまり甘い考えはせず、Học kỳ 1/2019-2020で受講する羽目になることを鑑み、今期のクラスメイトで専門必修を受講した人がいないか調べてみることにした。

Tên Ca NguyenLyN PhânTíchT
H 181, 172 171
K 171 172 171
P 172 181
S 181, 172 171
Tr 171 181, 172
Tu 171 181, 172 171

あいにくとMạng máy tínhだけ誰もいなかったが、この科目は専門必修4科目中一番簡単とされているので事前情報がなくてもあまり困らないだろう。
その他3科目については受講した人がまんべんなくいるので休憩時間は授業の前後などに時間を取って相談したい。

Học kỳ 1/2018-2019総括

今期Học kỳ 1/2018-2019の総括。

登録科目
Phương pháp nghiên cứu khoa học nâng cao
Nhận dạng mẫu và học máy
登録単位:6単位
取得単位:6単位
単位取得率:100%

前期までは9単位もしく10単位登録しても取得はたったの3単位だけであった。
どうせ3単位しか取れないのであれば、初めから3単位だけにしようと思い、Phương pháp nghiên cứu khoa học nâng caoの1科目のみを受講するつもりであった。
ただ、学期開始後にNhận dạng mẫu và học máyが追加開講されることになり、この科目も平日に行かなくてよいという理由で追加登録したと記憶している。
結果としてどちらも単位取得、過去最高の6単位取得、単位取得率100%となった。
今期受講した2科目はいずれも簡単であり、単位が取れやすいものであった。むしろ教員側が単位をあげにきているとすら思える。
こうなると欲が出て、本当は7単位、8単位、もしくは9単位登録しても取得できたのではないかという気にもなるが、欲張らずに科目を絞ったこと、さらにラッキーなことに2つとも簡単な科目であったことが重なった結果だと思う。

懸念事項としては専門必修の4科目15単位がまだ1つも取得できていなことが挙げられる。
Học kỳ 1/2018-2019で1つぐらい取っておけばよかったとも思うが、いずれも平日開催であったこと、もともと1年以上前から登録していたPhương pháp nghiên cứu khoa học nâng caoがいつまでたっても開講されないのでこれを優先したかったこと、もともとPhương pháp nghiên cứu khoa học nâng cao以外は登録する意思がなかったという背景がある。
実はHọc kỳ 2/2018-2019で専門必修の4科目がどれも開講しなかったので、次の開講は早くてHọc kỳ 1/2019-2020になると思われる。
するとHọc kỳ 1/2019-2020で専門必修の4科目15単位全部を受講せざるを得ないことになり、開講中の5か月間は相当ハードな日程になることが予想される。
逆に、2019年10月までは平日の定時後は何もないので、その間にベトナム語の教室に通い、2019年10月以降の授業についていける準備時間に充てたい。

Phương pháp nghiên cứu khoa học nâng caoの総括

【概要】
科目名:Phương pháp nghiên cứu khoa học nâng cao
授業日:2018年10月6日~2018年11月10日
試験日:2019年1月17日(実際には小論文を印刷した紙を提出に行くだけ、後述。)
授業料:1,860,000 đồng(8,870円)
点数:9.5(10点満点)

【成績のつけ方】
授業中の即興作文(全2回)及びレポート(全3回):40%
小論文:60%

授業中の即興作文(全2回)がどのぐらいの配点かはわからないが、それ以外は授業に1回も出席しなくても対応可能。
さらに、レポート締め切りが授業中にのみ告知されるが、それ知ってしまえばあとは教室を出ても全く問題はない。

【感想】
今までのえげつない科目に比べあまりに簡単で、単位をあげにきているとしか思えないほどだ。
本科目は研究コースの場合に必須科目なのでこれはとてもありがたい。
しかも、成績はあまりよくないだろうと思っていたらまさかの9.5点(10点満点)。
レポート(全3回)にしろ小論文にしろ、ほぼインターネットから日本語の情報を取り出し、それを英語に翻訳した(もちろんグーグル翻訳)ものを張り付けるだけの誰にでもできる簡単な軽作業であり、これで単位取得はおいしい。
気をつけるべき点は試験日である。
もともと試験はやらないとの触れ込みであったが、試験日程が告知される時点で変だなと思い、学級委員に相談した。
かれは、「これは何かの間違いだ」と言ったので行く必要はないと思っていたが、後になってよくよく調べると、すでにネットで提出した小論文を印刷し、その紙切れを持参して試験日に試験教室で提出するというものであった。
ネット提出はいったい何だったのだろうか。
いずれにしても結果として9.5点(10点満点)が取れたので労力としては微々たるものであった。
授業自体も楽であった。
授業は朝7時から11時過ぎまで行われたが、途中に休憩が2回取られ、休憩時間を差し引けば1日の授業時間はせいぜい2時間から3時間ほど。
しかも集中していなければならないのは授業中の即興作文(全2回)と、レポート(全3回)の締め切りの告知をしている時間だけ。
あとは極論教室にいてもいなくても変わらない。
今期全体の総括は後程行うが、いずれも単位をあげにきている科目ばかりであり、非常に満足度の高い結果となた。

Nhận dạng mẫu và học máyの総括

【概要】
科目名:Nhận dạng mẫu và học máy
授業日:2018年9月8日~2018年12月22日(ただし別日程で実演会あり、後述。)
試験日:2019/01/16
授業料:2,280,000đồng(10,750円)
点数:6.2(10点満点)

【成績のつけ方】
中間試験:35%
期末試験:40%
ミニプロジェクト(レポート及び実演会):25%
毎回出席を取っていたが、出席点はない。
逆に、どんなに試験の点数がよくても出席が少ないと単位認定されない恐れもあり、仕方なく出席していた。

【ミニプロジェクトとは?】
このミニプロジェクトとやらの指示が分かりにくく、こちらから質問しないと要領を得ない。
中間試験後に配られた課題一覧の中から一つを選び、MATLAB等でプログラムを作ってくるということだが、締め切りや提出方法が分かったのが実演会の2日前である。
Wordでレポートを準備して印刷したものを提出、かつ同時に自分で持参したノートPCでMATLABを起動し、作成したプログラムを先生の前で実行するというもの。
いわゆるプレゼンテーションと違い、教室で全員の前に立って行うものではなく、廊下の椅子に先生と横に並んで腰かけてプログラムを実行する。
なので大勢の前に立たなくていいという違いはあるが、いずれにしても学生間の評価はなく、評価者は先生1名だけなので、実際は同じことである。
なお、MATLABの使い方は授業では一切取り上げられない。完全なる独学になる。

【感想】
毎回の授業には意味がなく、適宜クラスリーダーの角刈り君から配られる章末問題的なものを自宅などでやっておくことが大切。
そのうちに昨年度の過去問題も配られるが、一字一句全く同じ問題も出題されるため、これを解答作りをあらかじめ自宅でやってこれるかどうかが単位取得のカギとなる。
もちろん、全部の問題が同じではないが、大体半分ぐらいは全く同じ問題だったように記憶している。
初見の問題が流石に全部0点ということはないので、結果として6割は取れたのではないか。
仮に初見の問題が全部0点でもミニプロジェクトを提出、実演していればギリギリ5.0点が取れると思われる。
そういった意味では負担が少なく単位の取りやすい、コストパフォーマンスの高い科目といえる。